こんにちは、yasu です!この記事は僕の音楽の好みの変遷シリーズの 5 回目で、「社会人時代 (第1期)」のものになります。このシリーズでは僕の音楽の好みの変遷を当時の状況を振り返りながらだらだらと書き連ねています。今回でちょうどシリーズ後半に差し掛かったところですが、ちょっと読むの面倒くさいなって感じ始めてるなら今から読み飛ばしても遅くないです!! (笑)
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振り返り 1996-1999
この時期は社会人デビューして独身時代を過ごしていた時期です。
クラブが流行っていた時期で、僕も初心者向けのクラブ(青山の PYLON とか西麻布の ring)によく通ってました。
2パック の「California Love」とか ビースティ・ボーイズ の「Fight for Your Right」とか ケミカル・ブラザーズ の「Setting Sun」など、オールジャンルで曲が流れるところが好きでした。
あと、下北沢の Que というクラブは UK / Indie Rock がメインだったのでそこにもよく通ってました。
日本の音楽シーンとしては 90 年代初頭から続く J-Pop の絶頂期でしたが、いわゆる ロキノン系 と呼ばれるバンド(というかカテゴリ?)が形成されたのはこの時期だったように思います。
この当時の僕のお気に入りの楽曲はこの 10 曲です!
プレイリスト
- ハミングがきこえる - カヒミ・カリィ (1996)
- ある光 (JFK 8’16” Full Length) - 小沢健二 (1997)
- cream soda - スーパーカー (1997)
- 朝 - サニーデイ・サービス (1997)
- TODAY - AIR (1997)
- イロトリドリ ノ セカイ - JUDY AND MARY (1998)
- 幸福論 - 椎名林檎 (1999)
- PERFECT WORLD - ROUND TABLE (1999)
- ready for love - GOMES THE HITMAN (1999)
- グッバイ - ADVANTAGE LUCY (1999)
コメント
渋谷系 を代表するアーティストの一人である カヒミ・カリィ の「ハミングがきこえる」は国民的テレビ・アニメ「ちびまる子ちゃん 」のオープニング・テーマでした。なんとなくまる子が歌っているように聴こえるのは僕だけです?
小沢健二 の「ある光」は、「今夜はブギー・バック」でのブレイク以降、謎の王子キャラを演じ続けていた彼の楽曲の中で最良の曲のひとつです。ちょっと長いですが (笑)、ビートが軽快でボーカルもくどすぎず、ポップで聴きやすいです。
スーパーカー の「cream soda」は、イントロから初期衝動が爆発している青春ギターポップです。スーパーカーは FLIPPER’S GUITAR と同様にアルバムごとに音楽性をアグレッシブに変化させていったバンドですが、「cream soda」を含む彼らの 1st アルバムは間違いなく日本のギターポップを代表する歴史的名盤でした。
サニーデイ・サービス の「朝」は、彼らの 4th アルバムで日本のギターポップを代表する歴史的名盤「サニーデイ・サービス」に収録されている曲です。曽我部恵一 の甘いボーカルと卓越したソング・ライティング能力が満喫できる楽曲ですね。
AIR は、ブレイク寸前だった Spiral Life を脱退した 車谷浩司 のソロ・プロジェクトで、「TODAY」はそのデビュー・シングルでした。この曲はミディアム・テンポ&甘いメロディーが胸熱すぎるロック・ナンバーです。
JUDY AND MARY の「イロトリドリ ノ セカイ」は、TAKUYA の歪んだギターと YUKI のチャーミングなボーカルの最高の組み合わせを堪能できる最強のロック・アンセムです。この当時の YUKI はファッション誌の「彼女にしたい有名人」みたいなランキングで常に 1 位をとっていて、僕も当然彼女にしたかったです (笑)
椎名林檎 の「幸福論」は、彼女のデビュー・シングルで、グランジ/オルタナをポップに昇華させた最高のポップチューンです。彼女の音楽は最初から完全に完成されてますね。
ROUND TABLE の「PERFECT WORLD」は 渋谷系 の正当な後継者を名乗るにふさわしい、最高にグルービーでポップなナンバーです。
GOMES THE HITMAN の「ready for love」はほんとに素晴らしい曲です。まっすぐなボーカル、ポップなメロディー、美しいアルペジオ、軽快なリズムというネオアコの良曲としての条件を完璧にクリアしています。
advantage Lucy の「グッバイ」も同様ですね。まっすぐなボーカル、ポップなメロディー、美しいアルペジオ、軽快なリズムというネオアコの良曲としての条件を完璧にクリアしてます。彼女たちは残念ながら現在活動を停止しているようですが、その気になればいつでも良曲を量産できるポテンシャルを持っているので、いつかまた最高の音楽を届けてくれると信じて待っています。
カタログ情報
ハミングがきこえる
アーティスト: カヒミ・カリィ
コンポーザー:
アルバム: ハミングがきこえる - Single
リリース: 1996年06月09日
ある光 (JFK 8’16” Full Length)
アーティスト: 小沢健二
コンポーザー: 小沢健二
アルバム: ある光 (JFK 8’16” Full Length) - Single
リリース: 1997年12月10日
cream soda
アーティスト: スーパーカー
コンポーザー: 中村弘二
アルバム: cream soda - Single
リリース: 1997年09月21日
朝
アーティスト: サニーデイ・サービス
コンポーザー: 曽我部 恵一
アルバム: サニーデイ・サービス
リリース: 1997年10月22日
TODAY
アーティスト: AIR
コンポーザー: AIR & AIR
アルバム: TODAY - Single
リリース: 1997年07月29日
イロトリドリ ノ セカイ
アーティスト: JUDY AND MARY
コンポーザー: takuya
アルバム: The Great Escape
リリース: 1998年09月09日
幸福論
アーティスト: 椎名林檎
コンポーザー: 椎名林檎
アルバム: 幸福論 - Single
リリース: 1999年10月27日
PERFECT WORLD
アーティスト: ROUND TABLE
コンポーザー: 北川勝利
アルバム: PERFECT WORLD - Single
リリース: 1999年10月27日
ready for love
アーティスト: GOMES THE HITMAN
コンポーザー: 山田稔明
アルバム: weekend
リリース: 1999年06月05日
グッバイ
アーティスト: ADVANTAGE LUCY
コンポーザー: ISHIZAKA, YOSHIHARU
アルバム: ファンファーレ
リリース: 2004年04月01日
まとめ
以上が「社会人時代 第1期」の僕の音楽の好みの変遷です。
ところでちょっと脱線しますが、Oasis の「Don’t Look Back in Anger 」の影響だと思うんですけど、1996 年〜 1998 年の 3 年間で下記のような歌心溢れる神アンセムが五月雨式に生まれまくったのは非常に興味深いですね。
- 名もなき詩 - Mr.Children (1996)
- Everything (It’s you) - Mr.Children (1997)
- 終わりなき旅 - Mr.Children (1998)
- BELOVED - GLAY (1996)
- HOWEVER - GLAY (1997)
- クラシック - JUDY AND MARY (1996)
- LOVER SOUL - JUDY AND MARY (1997)
- イロトリドリ ノ セカイ - JUDY AND MARY (1998)
- 悲しみの果て - エレファントカシマシ (1996)
- 今宵の月のように - エレファントカシマシ (1997)
- サマー・ソルジャー - サニーデイ・サービス (1996)
- 白い恋人 - サニーデイ・サービス (1996)
- JAM - THE YELLOW MONKEY (1996)
- Swallowtail Butterfly~あいのうた~ - YEN TOWN BAND (1996)
- There will be love there -愛のある場所- - the brilliant green (1998)
ちょっと調べただけでもこれだけあるので、ちゃんと調べたらこの倍くらいはあるんじゃないかと思います。
あと、Dragon Ash 。1997 年〜 1999 年の 3 年間でリリースされた下記の楽曲は僕の中での生涯ベストです。
- Fever - Dragon Ash (1997)
- 陽はまたのぼりくりかえす – Dragon Ash (1998)
- Under Age’s Song – Dragon Ash (1998)
- Gratful Days – Dragon Ash (1999)
- Viva la revolution – Dragon Ash (1999)
で、↑を含む Dragon Ash の曲がほとんど Apple Music で解禁されてないのは一体どういうことなんでしょうか。
大人の事情ってやつですか? (激怒)
って怒っても仕方ないかw
次回 は「社会人時代 第2期」です!